株式会社 山城教材社

市内でも「文房具店」というのは少なくなりました。山城社長はこうした文房具店の在り方についても熱く語ってくれました。

「文房具自体を扱っている 店はありますが、陳列しているだけなんですよね。情報を見てお客さん自身が選んで下さい、という販売の仕方なので結局は人を省いているんです。時代を逆行 しているのかもしれませんが、専門店として臨機応変に対応できるスタッフを育て、出来るだけお客さんの要望に答えられるようにと努めています」。

学校教材を扱っていることもあり、とくに紙や画材などは市内でも一、二を誇る品揃えだそうです。
残念なことに文房具店だけではなく、昔ながらの商店というのも徐々になくなってきています。そういった中で、地域の皆さんにより頼りにされる存在でありたいというのが、山城教材社の目指すところでもあるのです。

豊富な品揃えが魅力の「セピア山城」

上川管内を中心に北は稚内、南は占冠まで広いエリアを対象としているため、利益の追求だけを考えると、行かない方がいいという地域もあるのが現実です。し かし、地方にある小さな学校をなおざりにしていいのでしょうか？ 私たちはどんな学校にも届けなければならない責務があると考えています。それはなぜかと言うと、教育というものは誰でも平等に受ける権利があるからです。

私たちには、小・中学校を始めとして特別支援学級などにも、生徒たちがより豊かに学んで行くために必要な教材を届ける、とても重要な仕事をしているという自負があります。