アクサ生命保険株式会社

商工会議所と業務提携を結び、個人事業主や中小企業がより良い人材を確保するために必要な福利厚生の充実をサポートするアクサ生命保険株式会社、旭川営業所にお邪魔しました。

中小企業の願いから生まれた仕組み

—旭川営業所 育成部長の宮出奈美枝さんにお話を伺いました。

アクサ生命の前身会社のひとつである日本団体生命は、１９３４年、わが国初の団体保険事業会社として出発しました。創業にあたり、現在の経団連の前身である全国産業団体連合会を設立母体とし、初代会長に日本商工会議所会頭を迎え、各地商工会議所の会頭や副会頭が経営を主導しました。
福利厚生を充実させて良い人材を雇い入れたい、という中小企業の願いがあり、商工会議所を通して何社も一括で加入することで負担を減らし、皆が入りやすい保険を提供できる仕組みが必要とされていたのです。次第に退職金制度、労災の上乗せ制度などの商品を増やしサービスを充実させていく中、２０００年にアクサ生命としてアクサグループのメンバーとなりました。

アクサ生命全体としては、個人事業主・中小企業から大企業・官公庁まで幅広いお客さまを対象とし、金融機関や代理店で販売されることもありますし、ショッピングモール内の窓口などの代理店を通じたサービスも展開しています。

現在、人材を募集しているのは、商工会議所の会員様を含む中小企業・個人事業主様が対象の職種で、こちらでは日々、「会社の体力をつけたい」「退職金制度を作りたい」と社長様が考える会社像に近づけるためのご相談や、会社として契約するタイプの保険などについてアドバイスをさせていただいております。個人住宅に保険をご案内して回るようなことは原則としてありません。

商工会議所と業務提携し、その共済商品を扱う会社として、お客様も安心感を持ってお話していただけますし、アクサ生命というブランド力もありますので、営業職にとって非常に仕事がしやすい環境だと思います。
また、弊社の場合は知り合いがいない町に来たとしても、例えば旭川の商工会議所の会員様だけで３千社以上あり、行き先が用意されていますので、ＵＩＪターンの方にも大変お勧めしやすい仕事です。

女性も働きやすい充実の福利厚生制度

—職場はどんな雰囲気ですか。

営業に関する悩みを相談したり、情報交換しながらお互いに切磋琢磨しています。これはアクサ生命の特徴だと思いますが、非常に沢山の商工会議所加盟団体の中で振り分けがしっかりされているので、同僚と仕事の取り合いになるような事もありません。それぞれのやり方次第で、企業を相手にしたい方もいれば、その企業の社員様とお話がしたいという社員もいますし、隣の会社に行ってみたり、お知り合いをご紹介いただいたり、社会保障や資産運用のセミナーを開いて保険の必要性を周知したり、皆それぞれの好みや得意分野を活かして仕事の仕方を工夫しています。

弊社は女性が働きやすい労働環境も特徴的です。産前産後休暇、育児休業制度はもちろんのこと、１日６時間に設定できる育児短時間勤務制度や、お子さまの看護に休暇を取れる制度を整えるなど、自分のスケジュールで動くことが可能な福利厚生の充実ぶりです。
法人が相手の仕事ですから土日の勤務も無いですし、退職金制度や独自の退職年金もあり、安心して働ける環境です。
また、旦那様が転勤の多い仕事をされている場合、奥様はなかなか正社員で就職する事は考えづらいですよね。弊社の場合は、常に商工会議所の加盟団体というフィールドが用意されていますから、”場所を移ったらお客さ まが居ない”という事がありません。実際に旦那様と一緒に転勤しながら継続して勤めている社員もいます。

困っている時に力になれる仕事

—普段どんな事を心がけていますか。

特別なことはありません。堅苦しく考えずに、親身にお客さまのご要望を聞き、あせらずゆっくりと情報提供をしていくよう心掛けています。保険は家の次に高い買い物と言われるくらいですから、納得した上で、続けていっていただく事が大切なんです。

—どんなところにやりがいを感じますか。

これは保険の営業の仕事をしている方に共通する部分だと思うのですが、病気やケガのトラブルに見舞われた時、満期になった時など、お客様に保険金の給付を受けていただく際に、この仕事をしていて良かったと思いますね。「入っておいて良かった」「勧めてくれてありがとう」という言葉をいただいたり、お客様の喜ぶ姿が見られるんです。
また、保険のサービス以外でも、先進医療などのセカンドオピニオンをご案内できたり、情報提供ができるのもこの仕事の特徴で、ただ商品を売ってお金をいただくだけではなく、お客様が困っている時に力になれる仕事なんです。

趣味のために移住を決めました

—Ｉターン型の先輩、深見孝一さんにお話を伺いました。

千葉の市川市出身で、こちらに来て２年になります。旭川に移住したのは完全に趣味のためです（笑）。英国式の乗馬が好きで、富良野の牧場に出会い、その環境の素晴らしさに魅せられ、”富良野に通える範囲”という条件で仕事を探し、移住を決めました。もともと損害保険の営業の経験がありましたので、場所が変わってもやっていけると思いました。旭川は富良野にも近いですし、都市機能もしっかりしていて満足しています。

—仕事の面で千葉と違いを感じますか

都会の方だと、保険の外交員が多すぎてうんざりされているお客さまも多いですが、こちらでは「わざわざご苦労様です」といった言葉をかけていただいたり、暖かい方が多くてビックリしました。
通勤時の渋滞が無くて、どこへ行くにも時間が予測できるのも良いですね。日常生活でも通勤や仕事中でも大きな利点だと思います。
仕事柄、陸運支局や免許センターなどに手続きに行くことが多いのですが、それぞれがコンパクトな範囲に建っていて行き来しやすく、順番待ちもほぼないので手続きが早いのも助かります。
簡単に書類が揃えられる自販機があるのには驚きました（笑）「これすごい！」って写真を撮ってすぐに友人に送りましたよ。それに職員の方の対応も親切でとてもありがたいです。

—移住を考えている方にメッセージをお願いします。

「何とかなります！」と言いたいです。私は本当に趣味を追ってきただけですが、そんな動機でも良いと思うんです。結果、生活で困ることも無いですし、暮らしてみてわかる良いところが沢山ありますから、飛び込んで来てほしいと思います。