スガイランドリー株式会社

レトロなアヒルのイラストが目印。地元旭川を拠点に、衣類と業務ユニフォームを中心としたクリーニングの会社、スガイランドリー株式会社。
1940年の創業以来、衣類のプロとして、豊富な知識と技術で質の高いサービスを提供するとともに、「ものを大切にする」気持ちを伝えています。

まちのクリーニング屋でありながら国内トップクラスの技術を提供

──代表取締役社長の菅井謙敬さんにお話を伺いました。

──スガイランドリーについて教えてください。

新潟出身の私の祖父が旭川に移り住んだ後、1940年に宮下通1丁目にて創業しました。その後、1995年に現在の近文町に新工場と共に拠点を移し、おかげさまで2020年に創業80年を迎えました。クリーニングの業界は主に、①スーツやドレスなどの一般アパレル、②白衣やスクラブなどのユニフォーム、③シーツやタオルなどのリネン、そして④その他のマットやおしぼりなどのクリーニングの分野がある中で、当社は①一般アパレルと、②ユニフォームを得意とした会社です。
一般消費者向けのビジネスとしては、お店での受付や、デリバリースタッフによる個人宅への集配を通じた一般衣類のクリーニングが中心で、法人向けではホテルやレストラン、食品工場や病院などでスタッフさんが使用するユニフォームのクリーニング、レンタル事業、そして販売等を行っております。
また、他社では専門業者に外注することが多い、レザー、着物、カバン、靴、など特殊品のクリーニングも自社で対応できることや、アパレルメーカーやショップと連携し衣類のメンテナンスについても積極的にSNSやイベントを通じて消費者へ発信していることなど、まちのクリーニング屋さんでありながら専門店としての知識や技術があることが強みです。珍しいお仕事では旭川に来るアーチストや著名人の衣装、そしてプロスポーツチームのクリーニングも担当しています。

──クリーニングの技術とはどういったものでしょうか。

一言で言うと、洋服の着方を理解して適切に処理を行うことです。強い洗い方をすれば汚れは落ちますが、衣類の色落ちや破れなどダメージのリスクが高くなります。洗濯の工程の中で品物のデザインや素材はもちろん、「襟は立てて着ているのかな？」など、お客様の着方を理解しながら作業できることが現代クリーニングの技術です。時には「洗わない」ことも技術の一つとなります。

──募集業務について教えてください。

工場での作業を中心としたスタッフと、外回りが中心のセールススタッフを募集しています。
工場スタッフでは、衣類のクリーニングやユニフォームのクリーニングにおける工場現場での作業や生産管理、そして新しい素材にも対応するべく継続した調査と研究が主な仕事になります。調査と研究と言っても、実験室でフラスコを振るようなものではなく、新しい洗剤や柔軟剤を試してみたり、新しい素材の衣類を洗ってみたり、日々の業務の延長で行うものです。もちろん、プレス技術や染み抜きの技術も同時に習得することができますし、アパレルを中心としたファッションカルチャーにおいても詳しくなることができます。
一方で、営業の仕事は個人宅や法人先への訪問をしながら、衣類をお預かりし検品を経て工場へ出荷した後、仕上がりの品物をお届けする集配業務が基本ですが、ホテルやレストラン、病院や食品工場などへのユニフォームの提案やそのクリーニングの運用管理等も行います。
個人宅で「こんにちは！」と大きな声で挨拶をしてポロシャツ姿で配達をすることもあれば、ネクタイをきちんと締めて「失礼いたします」と大手企業との打ち合わせに参加し、お客様のユニフォームデザイン等を提案することもあり、幅広い営業スタイルを体現できる仕事です。

──未来のスタッフさんへメッセージをお願いします。

当社には、フットサルや少年サッカーチームのコーチ、太鼓の演奏やお菓子作りなど、様々な趣味を持つメンバーがいますので、仕事以外にもプライベートでも自分らしく人生を過ごしている人が多いです。職場にいる時間は、家族や恋人、友人と過ごす時間よりも長いことがほとんどなので、積極的に個性を出して仕事をしている時間も「自分らしく」いることが重要です。当然、職場は実家や親友の家でもないですし、会社はチームで動くため自らの協調性は必要ですが、その中でも仕事をしながら自分の個性を素直に表現してもらい、自分らしさでいられる職場にしたいと思っています。是非、一緒に楽しみを見つけながら仕事にチャレンジしましょう。
募集に関しては流動的で、正社員でもパートさんでも営業職から工場勤務など幅広い職種があるので、詳しいことは問い合わせていただければと思います。