株式会社 至誠

東旭川で住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、訪問介護ステーションと手厚い介護サービスを提供している『まごころ館』を運営する、株式会社 至誠をご紹介します。

まごころ込めたサービスで入居者の幸福を追求する会社

サービス付き高齢者向け住宅「まごころ館」で、代表の高橋一美さんにお話を伺いました。

ここはいわゆる『施設』ではありません。サービス付き高齢者向け住宅（以下 サ高住）というのは、入居者さんと賃貸契約を結んで、住まいを提供しています。だから入居者さんにとってここがお家なんです。ですから、介護を必要とする入居者の方はそれぞれ訪問介護を受けるという仕組みになっています。
どこの会社の訪問介護を受けてもいいのですが、うちの訪問介護ステーションがここに併設されていますので、ここの訪問介護を受けている方が多いです。ここで働く職員は、みんな訪問介護ステーションの職員であり、お家にいつもいてくれる話し相手であり、色々と世話をしてくれる孫のようでもあります。

また、ケアプランに基づく訪問介護では補えない部分について必要なことは無償で実施しています。
本来は看護師をおく必要もないのですが、うちには６名の看護師をおいて手厚いサービスを心がけています。

それから、入居者のみなさんに楽しく過ごしていただくために、レクリエーションにも力を入れています。毎日の体操や毎月の誕生会、クリスマス会などのイベントのほかにも日曜日の午前中には全員で集まって何か楽しいことをやろうという取組もしています。職員が持ち回りで企画書をあげて、みんなで検討して、協力し合って実施しています。もちろん日常的にも、入居者さんが退屈そうにしているときには、カルタやオセロなどのゲームをして楽しんでもらえるようにしています。

異業種から介護の世界に飛び込んできた高橋代表だからこそ見えている「介護のあるべき理想像」を求めて運営されていることがわかりました。

代表の高橋さん（左）入居者さんやそのご家族、職員さんと、とてもフレンドリーな関係。

仲間とともにやりがいを感じられる職場

うちの介護員は本来の業務である訪問介護に加え、入居者様とのふれあいを大切にしています。そしてイベントやレクの企画・運営、ブログの更新、自主製作新聞の発行等もやっているので、なかなか大変だと思います。
介護だけをやっていればいいというのとは違うんですね。でもその分充実感や、やりがいを感じながら業務に携り、職員自身も人間的に成長していっていると思っています。

職員には日々忙しい思いをさせているので、職員数を増員して有給休暇を取りやすい環境をつくっていますし、業務に還元できるものであれば、幅広いジャンルの研修会への参加を奨励しています。また、資格を取得すための費用は全額補助していますし、勤続表彰も行っています。
５周年の時には、３交代のシフトを組んでディズニーシーに行きました。本当に職員同士の人間関係が良くて、職場の雰囲気も生き生きとしていてとても良いです。だから入居者の表情もいいのだと思います。

必要なのは、優しい心

－どんな人にここで働いてほしいですか。

うちの職員を見ていると、病気や薬に関する知識も豊富で介護の技術はさすがにプロだと思わされます。そして何よりこの仕事をするには、優しい人じゃないと勤まらないと感じています。
認知症の方などは、病気が暴言を言わせたりすることもありますし、何回も同じことを言ったりすることもありますから、そういうのをちゃんと受け止められる人じゃないとやっぱり難しいですね。
うちの場合は、初めて介護に携わる人も大歓迎です。未経験の人には経験者の人が付いて、マンツーマンで一から丁寧に指導していきますので大丈夫です。

まごころをつくせる優しい心をもった方に是非うちの職員になってほしいと願っています。

介護職員の先輩にもお話を伺いました。

—高橋智子さん

「職場内の人間関係がよくて、何でも相談できるし、みんなで意見を出し合っていろいろなことに取り組んでいます。イベントの企画もみんなで作り上げる感じなので、それほどたいへんでもありません。辛いときでも「仲間」を感じることができる職場だと思います。
うちの職場はとても良いから新しい人にも来てほしいと思いますが、一般的に介護の仕事は辛いイメージがあるのでなかなか新しい人に来てもらえないのが残念です。」

「うちの場合は、施設と違って、入居者さん一人一人とときっちりと関われる時間が持てることがとてもよいです。外部で研修する機会もたくさんあって、とても勉強になります。知識があるとないとでは、当然対応の仕方も変わってきますから…。介護の仕事は「これでいい」ということはなくて、一人一人が違うし、同じ方でも時間とともに変化していきますから、自分としては入居者さんの日々の変化を見逃さないよういつも心がけています。」

あちこちで笑顔が見られる本当によい職場なので新しい方も不安なく来てほしいです。『ドンと来てください！』ですね。

—大畠翔さん

「入居者様の身体的な介助と部屋の掃除などの生活援助をしています。しっかり一人一人とお話しする時間を確保し、コミュニケーションを図ることで、入居者様から心配事なども相談してもらえるようになりました。部屋からあまり出ない入居者様の場合は、空いている時間を利用して、お部屋を訪ねてお話しする機会を増やすように普段から心がけています。」

「自分が企画したイベントで入居者様に喜んでいただけたときは、それまでの準備や苦労が報われた気持ちになります。また、些細なことであっても、入居者様からお礼をいっていただいたときはとてもうれしいですし、やる気も湧いてくるんです。」

「職員の方々もすごく話しやすくて仲が良いです。自分たち介護員の意見もすごく取り入れてくださる職場なので、是非新しい方にも来ていただけたら楽しいと思います。」

まごころ館の皆さん、ありがとうございました。