掲載日 : 平成29年9月20日
募集職種 : 工場内作業員
ステータス : 募集休止中
弊社は明治32年に創業した、約120年の歴史がある酒蔵です。明治42年に建築し、当時製造工場として機能していた蔵「明治酒蔵」は、補修をしながら当時のままの形状を維持しているんですよ。現在は、日本酒や酒粕入りソフトクリームなど関連商品の販売店や、三味線や太鼓のライブ会場として使用したこともあるイベントスペースがあります。
また、昭和4年に建てられた製造工場は、鉄筋コンクリート造りの柱が少ない構造で、当時としては画期的な建築物であり、約90年経った今も工場として稼働しています。地震や自然災害の少ない旭川ですので、明治酒蔵も製造工場も長期に渡って維持することが出来ていると思います。
歴史の長い弊社ですが、酒造りだけでなく売店で酒粕入りソフトクリームや、酒粕カタラーナ・クッキー・石鹸など、日本酒や酒粕を使用したコラボ商品を開発していまして、地元の方や若い方への日本酒の認知度・関心を高めていきたいと考えています。
2016年に会社の若手メンバー5人で始動した、商品開発プロジェクト「KURA Challenge」があります。これは、若手メンバー5人が企画・醸造・販売まで全て行う新たな試みで、今年の5月に新しいお酒「若蔵(わかぞう)」を数量限定で販売しました。若蔵に使用したお米は、旭川で育った「吟風」を使用し、ラベルデザインは旭川を拠点に活動する書家さんに題字を描いていただきました。「メイドイン旭川」にこだわってできた日本酒なんですよ。
若手メンバーと言いつつ、メンバーはほとんど30代以上でしたが(笑)、今年からは20代2名を迎えて7人構成となりました。正社員・アルバイト・パートを問わず、参加することができますし、商品開発に興味がある方は是非参加していただきたいです。
他にも、北海道の地酒蔵として北海道産米の使用割合を増やした日本酒造りに力を入れています。最近では、近隣町と共同で開発し、地元の生産者の顔が見えるような商品開発をしており、これまでここ旭川の他に当麻町や東旭川町などと協力して日本酒を造りました。日本酒に使用するお米は、酒造好適米(酒米)と呼ばれる、通常の食用米に比べてタンパク質が少なくデンプン質が中心に良く出ている品種です。酒米は食用米よりも育てるのが難しい上に、用途が酒造りに限られるということもあり、米造りから始まるこの取り組みは、町役場や農協さんとの連携が必要不可欠でしたね。
こういった企画のキッカケは、営業がお客様から頂いた提案だったり、社内全体の会議の際に出される提案を集めて、企画部が中心となって話を進めていきます。決して大きな会社ではありませんが、社員の様々な声を集め、実行に移していく事ができる会社なんです。
日本酒の製造過程の中の、醸造(酒造り)・ろ過・瓶詰め・仕上げ・出荷といった業務に従事していただきます。ほとんどの行程で機械を使いますが、商品の箱詰めや保管管理など、人の手が必要になる工程も沢山あります。
弊社の酒造りは、旭川の冬の気候を最大限に活かした酒造りを行なっています。お酒の入ったタンクを雪で包み貯蔵・熟成させる「雪中貯蔵」という製法や、寒さを活かした長期低温発酵による醸造など、ここでしかできない酒造りを行なっております。このお酒造りの現場では大量のお米を扱う為、そのお米が入っている米袋を運ぶ業務などがあり、持久力・体力が必要になってきます。
こういった伝統の酒造り・醸造技術を活かして、氷温生貯蔵で造る新しいブランド「旭神威」を、今年3月に発売しました。惜しまれつつ販売・生産が終了した「一夜雫」よりも良いお酒を造ることを目標に開発され、高砂酒造の技術の粋を集めて製造されている旭神威は、今後弊社のトップブランドとして、北海道を代表する日本酒に育てていきたいと考えています。
雇用形態については、まずはパート・アルバイトとしての採用から始まりますが、本人の希望や頑張りをみて、正社員登用の道があります。
また、冬期の日本酒造りの仕事も募集しています。
旭川が好きな方、日本酒に興味のある方、どんな小さなキッカケでも構いませんので、まずは気軽にお問い合わせください。
企業名 | 高砂酒造株式会社(たかさごしゅぞうかぶしきがいしゃ) |
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所在地 | 〒070-0030 北海道旭川市宮下通17丁目右1 |
電話番号 | 0166-23-2251 |
FAX | 0166-22-0973 |
メールアドレス | 1hp@takasagoshuzo.com |
ホームページ | https://www.takasagoshuzo.com/ |
創業 | 明治32年 |
従業員数 | 41名 |
業種 | 清酒製造業 |
事業内容 | 日本酒の製造および販売 |
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