掲載日 : 令和元年10月15日
募集職種 : CADオペレーター、溶接技術者
ステータス : 募集中 UIJターン歓迎
弊社は建築物に使用する鉄骨、その他鋼構造物の設計・製作・組立・架設並びにその他附帯業務を行っている会社です。旭川近郊では旭川駅前駐車場やアーケード、旭川空港等を手掛けてきました。
僕は旭川工業高校の建築科を卒業し、18歳の時からずっと鉄工所に勤めて図面を書いていましたが、平成4年、39歳の時に会社を立ち上げました。それが大久保鉄工です。
最初は4人くらいから始めて、少しずつ取引先を増やしていき従業員は現在19人になっています。思い起こせばなかなか大変でしたね(笑)。
社員の平均年齢は若い方で、40歳くらいだと思います。定年後も勤めてくださる方もいるので、そこはご本人にお任せしています。
弊社年間カレンダーに基づき、1年単位の変形労働時間制をとっており、夏は繁忙期なので就業時間を18時までとし、仕事量によっては残業が発生することもありますが、冬は1時間短く17時までとしています。休みはカレンダー通りです。
普段から皆で焼肉をすることや、お花見や忘年会、ボーリング大会などの行事もあります。比較的仲は良いのではないかと思います。社員でグループを作ってSNSで繋がっていて、アップすると反応があるので、僕も率先して更新するように心がけています。さすがにこの年(60代)でSNSをやってる友達は少ないですが(笑)。
鉄骨を造る職人とCADオペレーターを両方募集しています。
CADに関して、仕事内容は簡単に言うと図面を書くことです。必要な資格などはなく、もちろん経験者は歓迎ですが、未経験者でも雇用後3ヶ月の見習い期間があるので、付きっ切りで指導します。実際にソフトを使いながら覚えていく形になります。
汎用CAD(autoCAD、Jw_CAD等)と専用CADがあるのですが、専用CADは3D対応で数値を入力すれば溶接の全長の長さやボルトの本数等、材料の明細が資料として出てきます。これは基礎知識がないと自分でチェックできないので、最初は汎用CADで、1ヶ月毎日線を引いて大体の基礎知識やシステムを覚えてもらい、それから専用CADに入るというステップを踏みます。
CADで自由自在に図面を書けるようになるには5年くらいはかかるので、じっくり経験を積み重ねてほしいですね。
職人の仕事内容は、まず問屋にオーダーして届いた型鋼材を、切断したり溶接や穴あけをしたりします。
今は機械の精度が素晴らしいので、数字を入力することで比較的楽に製作できるようになっています。例えばひとつの物件が決まった際に、トン数(重量)を入力するだけで「工材を切断するのに何時間かかりますよ、穴あけに何時間かかりますよ」という詳しい工程を弾き出せます。また、日々作業データを取り、それを集約したマニュアルを作ることで作業の負担軽減を図っています。
たくさんの従業員を抱えているわけではないので、誰かがお休みした時にフォローできるように、工場では誰でもどの機械でも使えるよう多能工化を進めています。
安全管理の面で、社内ルール通りに仕事をしているかどうか、1日3回工場内をパトロールしています。
基本的に工材は寝かせて保管します。倒れたら大変なので、立てかけることは一切禁止です。また、工場の通路がありますが、そこもパイプでガードして工材や機材がはみ出さないようにしています。天井クレーン等を使って工材を移動する時は、声掛けを徹底しています。毎日の積み重ねにより大きな怪我はもちろん、物につまづいたり、体をぶつけたりするような小さな怪我もしにくい環境づくりをしています。
また、「最近どう?」などと積極的にコミュニケーションをとるようにしています。普段から関わりを持っていれば、いざという時にも話が通じやすいですからね(笑)。
業務をより円滑に行い、更なるスキルアップを図るために、日々色々な資格の取得に励んでいます。溶接なら、溶接の良し悪しを判断する溶接管理技術者というライセンスを取ったり、設計と製品管理課という、出来た品物をスケールで正しいかどうか検査するポジションもあり、それにも資格が必要です。資格がないと報告書を提出できないことになっていて、少し面倒な仕組みですね(笑)。
基本的にどの資格の取得についても、すべての費用は会社が負担します。札幌に講習に行ったり、会社で試験勉強をすることを許可しています。合格すれば報奨金も出ます。
例外として、溶接の基本級は全員が取得するというのが決まりなので、基本級の申込料だけは個人負担で挑戦してもらっています。その上の専門級を取るとそれに対しての手当を付けています。
それぞれ独自にやりがいを見つけてくれたら前向きな姿勢になれていいのではないかと思います(笑)。定期的に会議をしたり、工場なら工場の人達で打ち合わせ等も自主的にやったりしていますね。
皆に伝えていることは、「物を切る」「穴を開ける」その作業だけでなく一歩先を見なさいということです。なぜこの寸法なのか?なぜここに穴を開けるのか?ということには必ず理由がありますので。それを意識することでより仕事への理解が深まり、ミスを防ぐことができます。
「小さい鉄工所でも良い製品を作るね」と常に言われたいなと思っています。
まずは多少仕事ができなくても、休まない、辞めないことが第一です(笑)。
長く勤めるのなら、大久保鉄工に自分の居場所を見つけて欲しいと思っています。会社自体を好きになるか、社内で尊敬できる頼れる先輩に出会うか。このどちらかが見つけられれば長続きするのではないかと思います。
どこの会社に行っても何がしかの不満があるのは同じだと思うので、是非、いいところを見つけて、腰を落ち着けて働いてみてください。
ご縁があれば、一緒に働きましょう!
企業名 | 大久保鉄工株式会社(おおくぼてっこうかぶしきかいしゃ) |
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所在地 | 旭川市東光3条5丁目1-5 |
電話番号 | 0166-82-4444 |
FAX | 0166-82-4424 |
メールアドレス | sk02@amail.plala.or.jp |
ホームページ | https://www.ookubo-if.co.jp/ |
創業 | 平成4年 |
従業員数 | 19人 |
業種 | 製造業 |
事業内容 | 建築鉄骨の加工 |
本社・支社等情報 | 東川工場 上川郡東川町北町7丁目9番8号 |